はじめての、
おうちでシルクスクリーン
ある日何気なくTwitterを見ていたら、こんなものを発見。
「大人の科学マガジン〜オリジナルの版を作ってお家でプリントできる!シルク印刷キット〜」
家でシルクスクリーン印刷ができるキット?
そんなもん買うしかないでしょ!
と即購入。実際に印刷してみました!
シルクスクリーン印刷とは?
かなりざっくりとですが、印刷には下記の5つの方式があります。
①凸版印刷
・凹凸のある版を使う
・版の凸部にインクをつけて印刷する
②凹版印刷
・凹凸のある版を使う
・版の凹部にインクを詰めて印刷する
③平版印刷
・平らな版を使う
・水と油の反発現象を利用して印刷する
④孔版印刷
・版自体に穴を作り、そこにインクを擦り付けて印刷する
⑤有形の版を使わない印刷
・インクジェットプリント等
シルクスクリーン印刷とは④孔版印刷の一種です。
合成繊維や金属の繊維で織ったメッシュ(=版)にインクを擦り付け、メッシュの穴からインクを押し出すことで印刷します。
メッシュは、印刷したい絵柄部分以外の場所に紫外線で硬化する感光材を塗り、硬化させます。硬化させた部分は繊維の穴が塞がっているので、インクが通りません。
逆に感光材が塗られていない部分は繊維の穴からインクが通過していき、絵柄が印刷されるという仕組みです。
本来シルクスクリーン印刷は、上記のように感光材を塗布→露光(→現像)という工程があるため設備が整った場所でないとできないのですが、今回購入したキットを使用すれば露光や現像なしで版が作れるらしい!
早速やってみよう!
「大人の化学マガジン シルク印刷キット」に入っているもの
①スクリーン 3枚
②フレーム
③メルトインク 10ml
④リキッドマスク 10ml
⑤ピグティント(20ml/水性アクリル樹脂顔料 ブラック)
⑥細筆
⑦スキージー
⑧スクリーン押さえゴム
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1.スクリーンを張る
まずは印刷前の下準備から。フレームにスクリーンを張っていきます。
フレームの上にスクリーンを敷いたら、スクリーン押さえゴムをフレームの溝部分にはめてグッと押し込みます。
フレームの長辺と短辺全てにゴムを押し込み、フレームが張れたら完了!水平にピンと張ることがポイントです。(なかなかコツがいる…)
2.印刷したい絵柄をメルトインクで描く
スクリーンおもて面に鉛筆で下書きをしたら、裏返してメルトインクで下書きをなぞっていきます。
スクリーンの目を塞ぐように、たっぷりインクを塗ります。非常に細かい網目を埋めていくような作業なので、滑らかな線を描くのが結構難しい…!
塗り終えたらドライヤーで温風を当て、しっかりと乾燥させます。
3.リキッドマスクを塗りメルトインクをお湯で流す
スキージー(ヘラのようなもの)にリキッドマスクをのせて、スクリーンに塗布します。
リキッドマスクは感光材の代わりで、乾燥させることでスクリーンの網目を塞ぎ、インクが通らなくなります。
詳しい仕組みはわからないけどすごい!便利!
リキッドマスクを乾燥させたら、ぬるま湯でメルトインクを流します。すると、メルトインクを塗っていた部分だけメッシュが露出した状態に。
これで下準備は完了!いよいよ印刷していきます。
4.印刷する
メルトインクを流した後、乾燥させたらフレームを裏返し、リキッドマスクが塗られていない部分をマスキングテープで塞ぎます。
印刷したいもの(紙や生地など)の上にフレームを置き、スクリーンを密着させたら、ピグティント(インク)を絵柄の幅に合わせて出します。
フレームが動かないようにしっかり押さえながら、スキージーでインクを擦り付けて印刷します。
乾燥させたら完成!!
今回はNERUのロゴマークを印刷してみました。
初めてでうまくいかない部分も多かったですが、家庭用インクジェットプリンターやレーザープリンターでは出せない、シルクスクリーンならではの仕上がりに大満足。
黒インクの1色刷りだけでなく、別売りのインクを使用すれば多色刷りも可能。まだまだたくさん遊べる、とても楽しいキットでした。
気になった方はぜひ!
2023/04/02



